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院長挨拶・基本理念

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精神障がいの”かけら”さえ持たない人間は存在するのでしょうか?
およそ全ての人達はそれぞれ何らかの”障がい”を抱えながらも社会に適応するための工夫をして生活しているんだと思います。身体についても同様でしょう。自身の体に何の問題も無く一生を送れる人など居ません。
心身の不調があれば、まず自分で解決しようとするのが自然な流れですが、それで解決できない場合は周囲に援助を求めることになります。さらに専門的な援助が必要な場合は医療を利用します。体の不調のために病院を受診することに抵抗感を持つ人はあまり居ませんが、心の不調のために病院を受診することをためらう人は少なくありません。それは精神障がいが特殊な、妙な状態であるという誤解のためです。
初めに述べたように、人間はもともと精神障がいを等しく持っているのです。従って、それが重くなったときに医療を受けるのは、ごく自然なことなのです。
私たちの医療が全てを解決できるわけではありませんが、その辛さを、生きにくさを軽減できる可能性があります。受診された方の役に立ちたい、その一念で診療を続けています。院長 宇都宮 和則

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