入院について
診察の結果、入院が決まりましたら、入院手続きについてご説明し、関係書類に記入していただきます。
事務手続き
- 印鑑・保険証・日用品費用(お小遣い)等が必要になります。
- 保証人として別世帯の方をお願いします。
入院費
- 入院費は各々の健康保険に定められた給付率により計算いたします。
- 月末締めで翌月15日前後に請求しますので、その月内に窓口や銀行振込でお支払い下さい。
- 「限度額適用認定」「高額療養費」については、窓口でご相談下さい。
- 退院の際は、入院費用の支払いを済ませて下さい。
入院中必要なもの
- ふだん着3組、パジャマ3組、下着7組
- 洗面用具(タオル、歯ブラシ、歯みがき粉、石けん、ヘアブラシ、洗面器)
- 上履き(スリッパ)
- 電気かみそり(充電式のもの)…男性のみ
- 当分の間の日用品費(お小遣い)約3万円
※ その他必要に応じて病棟よりご説明いたします。
注意していただくこと
- 入院中は主治医、看護師の指示に従って下さい。
- 危険物(ナイフ、かみそりなど)、火気類(ライター、マッチなど)、薬物、酒類などを持ち込まないで下さい。
- 外出、外泊は主治医の許可が必要です。
- 貴重品の持ち込みはご遠慮下さい。本人が身に付けている時計などは、ご自身で管理して下さい。病院は、盗難等の事故に対する保証はいたしません。
- 原則 敷地内禁煙。
面会
面会時間は10:00~16:00です。
必ず、外来受付に申し出て下さい。
精神保健福祉士への相談
安心して入院治療を受けていただくために、各種保険福祉制度や経済的なこと、就労などの 様々な社会生活上の問題について、ご本人やご家族の相談に応じています。
病棟について
患者様の状況や状態を把握し、それに応じた対応を心がけており、質の高い看護、信頼される看護を目指しています。患者様の個別性を大切にし、他部門、他職種とも連携しながら社会復帰に向けた自立支援を行っています。
精神一般病棟(3病棟 160床)
- 急性期症状の治療や中長期にわたる段階的治療を必要とする患者様の入院治療を行っている病棟です。
- 身体合併症のある方に対しては、身体的治療も併用して行っています。
精神療養病棟(1病棟 52床)
- 症状が安定した患者様の生活能力の維持向上や社会復帰に向けた取り組みを行っている病棟です。
- 社会復帰に向けたプログラムとして、金銭や内服薬の自己管理をはじめ、社会性や自主性を維持向上するためのプログラム(料理教室・自主買い物・食事外出等)を行っています。
療養病棟(2病棟 120床)
長期にわたり療養が必要な車いすやベッド上での生活が中心となった患者様を対象とした病棟です。
看護職員の配置人数も他病棟に比べ多くなっており、健康管理やそれぞれの身体症状に柔軟に対応しています。




作業療法(OT)について
入院されている方が自分らしい生活を送れるよう、馴染みのある手工芸や軽めの運動等のさまざまなプログラムを通じて支援と援助を行っています。生活リズムの回復を援助するとともに、早期に社会復帰するための活動療法でもあります。近隣の公園や公共施設を利用し、院外でのプログラムも行っています。


作業療法の目的
- 生活のリズムを整える
- 楽しみや趣味につなげる
- 気分転換をし、ストレスを発散する
- 不安を解消する
- 体を動かすことにより身体能力を維持する
- 作品の完成で自信を持ったり、達成感を味わう
- 相談相手や話し相手をつくる
- 社会性、協調性を養う
など
プログラム
★自由活動
塗り絵、硬筆書写、脳トレ(学習ドリル、クロスワードやナンプレなど)、パズル
トランプ、オセロ、花札などのテーブルゲーム
★創作活動
ちぎり絵、紙細工、季節に合わせた壁面制作
外部講師による陶芸教室
★レクリエーション
カラオケ、映画鑑賞、ストレッチ、スカットボール、ストラックアウト、シャッフルボードなど
★病棟OT
実施日によって様々な活動を実施しています
★外出支援
病棟毎にスケジュールを組み近隣での散歩や、公共施設等の利用、買い物を行います
年間行事
★夏まつり
夏のカラオケ大会やかき氷を振舞います
★レクリエーション大会
病棟毎に内容を変え様々なレクリエーションを楽しみます
★クリスマス会
抽選会開催やクリスマスケーキを振る舞います
★誕生会
毎月誕生者へ誕生ケーキやメッセージカード、プレゼントをお渡しします




